W124ミッションオーバーホール
当社の500Eもそろそろミッションの調子が悪くなりバックにタイムラグも出てきてるのでオーバーホールを行いました。
日頃からATF交換やバルブボディーオーバーホールを行ってきましたが他の部品に損傷が出る前に早めの対応となります。
電子制御と比較すると降ろすまでの時間が掛かります。
ミッションが降り早速分解作業に入ります
日常のメンテナンスは良いのでミッション内部は綺麗なもんです!各部品の洗浄とパッキン、ガスケットの交換となります。
オーバーホールで重要なのは症状の原因である故障部品の確認です!単にオーバーホールしても肝心の故障原因が分からないと完治しない場合があります。
機械式ミッションの場合は油圧制御が多いので純正シールキット内の部品点数は多く全て交換となります。
バックのタイムラグはこのピストンが重要部品となります、故障原因を見つける必要があります
ピストンのパッキンを引っ張ってみると亀裂が入っていました!油圧が掛からなくなりクラッチが摩耗するという典型的なパターンでした。
ピストンを分解するためにはプレスを利用します
油圧が抜けていたことが原因でクラッチが摩耗し滑りが出ていたので全て交換となります

ミッション後方にあるキックダウンスイッチはオイル漏れも多い場所でやはり亀裂が入っていました
ピストンスプリングも念のため交換となります。
機械式ミッションの場合は油圧制御をアナログ部品で行っているのでシールを多く使っておりどうしても劣化し油圧低下が原因で不調となります。ATF交換をマメに行う事で劣化のスピードは遅くなりますが永久に使える事は無いので必ずオーバーホールが必要になります。







