警告灯

良くあるケースですが当社入庫前に他社様で警告灯のエラー消去している場合があります。

エンジン警告灯、ESP警告灯などがメーターに表示されている場合は必ず各ユニットにエラーログが残ります、このエラーログを元に診断しますのでこのログを消されてしまうと正確な診断が出来なくなります。

良く、エラーを消せば直る!と思っている方がいますが火災探知機のサイレンを止める様な物で火は消えないのと同じです。

例外として、入庫時のエラーログを記録し修理(部品交換)前提でエラー消去し再度、入るエラーログを確認する場合や、過剰稼働等で安全装置的に機能を一時停止した場合のロック解除の意味でエラー消去する場合や一時的に入ったエラーがありますが、ほんの一部なので殆どの場合ではエラーログは修理するつもりで有れば消さない様お願いします。

例えば、物理的にはミッションの作動不良が起きていてもミッション以外のESP等が故障している場合の様に全体ユニットのエラーログは非常に重要で診断には読み取る能力も必要なのです。

診断ミスにならない様、是非とも宜しくお願い申し上げます。

警告灯修理