
エンジン警告灯が点灯していると車検が通らない!
診断はベンツ専用診断機のXentryで行います、今回はサーモスタッド故障のエラーでしたので交換作業
4気筒エンジンの場合はインテークマニホールドの下に配置されているのでそのままでは交換出来ずインマニ取り外しでの作業となります。
インマニもサーモスタットハウジングも近年のベンツはプラ製なので素材的に8万キロ前後までしか持たない様です。外したサーモスタットのハウジングは腐食していました。
定期的なクーラント交換で延命する必要がありそうです!
それと3番のインテークの色が変?ガソリンの吹き替えしが起きている様です。内部を除くとシリンダーヘッドバルブに大量のスラッチが付着していました、この状態だと噴射したガソリンがスラッジの抵抗で完全燃焼出来ないガソリンが吹き返し調子も悪くなります、4気筒エンジンでのエンジン振動はこの様な事も関係していると思われます。
本題のサーモスタッド交換を行い完了となります。
補足)ターボエンジンの場合、クーラント交換後のエア抜きを数時間かけて行っても完全にエアが抜けない場合もあり納車後に冷却水の警告灯が出る場合があります(その場合は水道水の補充協力をお願いします)